写真フィルムの国産化を目指し1934年に設立された富士フイルム(当時: 富士写真フイルム)。同社の設立は、世界最大のフィルムメーカー、米コダック社との「因縁の70年」の幕開けでもあった。

 
社史研究家の村橋勝子氏が小説顔負けの面白さに満ちた社史を「意外性」の観点から紹介する本連載。第10回は富士フイルムを取り上げる。