* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 経営企画イノベーション
特別講演2「サステナビリティ経営×人的資本経営-企業価値を高めるガバナンス改革-」
開催日:2023年5月25日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
グローバルの動きに合わせ、日本でも2023年3月期の有価証券報告書から「人的資本」「多様性」などのサステナビリティ情報の開示の強化が求められています。HRガバナンス・リーダーズCEOの内ヶ﨑茂氏は「経営戦略を実行可能とする理想のチームのための人材開発が必要であり、その道筋を示すことが人的資本経営である」と語ります。
また内ヶ﨑氏は人的資本経営については、3軸のパラダイムで考える必要があるとした上で、経営層による強力なリーダーシップや、部門横断の会議体設置が鍵になると指摘。人的資本経営とガバナンス強化をする仕組みとして「コーポレートガバナンス7.0」という考え方を紹介し、取締役会と経営陣という監督と執行の両輪で企業のパーパスを実現させていく仕組みづくりの重要性を説きます。
日本企業の人材の価値やポテンシャルを最大化し、企業成長を促すための人的資本経営。その実践における考え方を内ヶ﨑氏が具体的な手法と合わせて解説します。
【TOPICS】
- サステナビリティ経営とガバナンスのグローバルな潮流
- TCFD のフレームワークに沿ったサステナビリティ情報開示の流れと今後の見通し
- 「経営戦略と人材戦略の連動」が重要になる人的資本経営
- 人的資本開示における3軸のパラダイムと留意点
- 人的資本経営を強化するための仕組み「コーポレートガバナンス7.0」の考え方
- 人的資本経営とガバナンスにおける執行と監督の役割
- 人的資本経営から社会的・財務インパクトへの連動ストーリーをつくる
- エグゼクティブ・従業員の両面から人的資本の価値を最大化する
- (まとめ)人的資本経営とガバナンスにおいて重要な7つの視点とは