* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第1回 人的資本経営フォーラム
特別対談1「運用会社の視点から考える企業価値向上に資する『人的資本経営』とは」
開催日:2023年4月20日(木)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
労働力不足の時代に入り、日本企業においては人への投資を通じた付加価値向上が重要課題となり、人的資本経営への注目が急激に高まっています。ただ、一言で人的資本経営といっても領域や取り組み内容は各社各様であり、その実践方法に迷う企業も多いのが実情です。
本対談では、慶應義塾大学 商学部 教授の浅野敬志氏が司会進行を担い、「人的資本経営コンソーシアム」で企画委員も務めるアセットマネジメントOneの寺沢徹氏を迎え、企業価値向上に寄与する「人的資本経営」の在り方、その考え方について、運用会社の視点から解説します。
投資家は特に注目している開示項目は何か。運用会社は企業の人的資本開示に何を求め、人的資本情報のどこに注目し、企業を評価しているのか。さらに、企業は自社の価値向上のため、本気度をどう伝え、アピールしていくべきか。本対談を通じて、人的資本開示に悩む企業に役立つさまざまなヒントが伝えられます。
【TOPICS】
- アセットマネジメントOneの概要とマテリアリティ
- 世界、日本で人的資本経営が注目されるようになった背景
- 人的資本経営で重視すべき項目は?
- 運用会社は企業の人的資本開示に何を求めるか
- 運用会社は他社との比較をどう考え、何を基準にしているか
- 投資家は人的資本開示情報をどう活用しているのか
- 「伊藤レポート」に学ぶ、企業の人的資本開示のポイント
- 運用会社は人的資本経営や情報開示のどこを評価するか
- 企業側が「出したくない数字」への考え方
- 投資家へのエンゲージメントのポイント
- 日本企業における人的資本経営の今後の展望