* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第4回 戦略総務フォーラム
特別講演2「ポーラ・オルビスホールディングスが取り組むウェルビーイング経営ー研究の視点からー」
開催日:2023年5月23日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
企業価値を向上させる指標となり、経営戦略そのものにもなり得るウェルビーイング。ポーラ・オルビスホールディングスは、2029年をターゲットに、化粧品という枠を超え、個人や社会のウェルビーイングの実現を目指す「VISION 2029」を打ち立てています。
同社の執行役員でグループ研究・知財センターを担当する末延則子氏は、その主軸となるのは「研究分野におけるウェルビーイングの探究と実践」だと語ります。同社は研究統括機能として、マルチプルインテリジェンスリサーチセンター、通称MIRC(ミルク)を設置。「ぶらぶら研究員」と呼ばれる専任スタッフを中心に、イノベーションを生み出す長期的な独自価値の創出に取り組んでいます。
MIRCから生まれた次世代プロジェクト、そして研究員のモチベーションを高める組織風土づくりとは。ウェルビーイング経営の実現に向けた施策について末延氏が解説します。
【TOPICS】
- ポーラ・オルビスグループが重視する「個中心経営」
- ウェルビーイング実現のための「VISION 2029」と3つの戦略
- 破壊的イノベーションに挑む、新機構「MIRC」
- 新結合を生み出す「ぶらぶら研究員」と3つの研究カテゴリー
- 新価値の創出に向けた次世代プロジェクト実例
- 工数10%から始まる自由なイノベーション「イノベる活動」
- 研究を主軸に据えたウェルビーイング経営の強み
- (終わりに)ポストSDGsを見据えた新価値創造へ