※本動画コンテンツは、2022年10月25日(火)に配信したJBpress/JDIR主催「第3回 法務・知財DXフォーラム」の特別講演2「Open Technology Bank~知的財産を起点とした社内外連携の推進~」のアーカイブ配信です。

 三菱電機は、家電から宇宙まで実に幅広い事業を手がけ、さまざまな分野の課題解決に資する技術を保有しています。同社では知的財産活動が積極的に推進されており、三菱電機グループの保有特許は国内外でおよそ7万件、企業の特許資産規模ランキングにおいても6年連続で1位に輝いています。

 同社が今、重点を置いて取り組んでいるのが、「Open Technology Bank」の活動です。同活動は、技術資産の可視化・分析、共有を切り口に社内外の連携を推進し、さまざまな分野のパートナー企業と連携することによって新たなビジネス創出を図るものです。

 同社執行役員であり知的財産渉外部部長を務める宍戸由達氏は、「活動の背景には、外部環境の激変に柔軟に対応しつつ多様化する社会課題を解決し、サステナブルな未来を実現させるためには、知的財産を競争に活用するだけではなく、共創ツールにすべきだという考えがあった」と話します。

 このように知財を他社連携ツールとして積極的に活用する同社は、ライセンス活動の本質をどのように捉え、社外連携強化のためにどのような取り組みを行っているのでしょうか。また、総合電機メーカーとしてのシナジーを創出するためにどのような展望を描いているのでしょうか。

 本動画では宍戸氏が、知的財産活動の推進体制、Open Technology Bank活動の全体像、社内外連携の強化策という3つの観点から解説しています。