※本コンテンツは、2022年7月20日（水）に開催されたJBpress/JDIR主催「第4回公共DXフォーラム」の特別講演1「三重県が推進する『あったかいDX』～県民の皆さんと一緒に『みんなでつくるデジタル社会』～」のアーカイブ配信です。

　三重県は2021年4月、デジタル社会の形成に向けた取り組みを一貫したスピード感のあるものにするため、常勤の最高デジタル責任者を公募。そこで登用されたのが本動画に登場する田中淳一氏です。

　田中氏は、株式会社ユーグレナの取締役など、社会課題解決を目指すスタートアップの経営にも携わった他、地方自治体と連携し、ジェンダー平等や移住定住、人口減少対策などに取り組んだ経歴を持ちます。そんな同氏が旗振り役となって推進している三重県のDXは「あったかいDX」です。

　本動画内で、「人間不在の冷たいDXを推進するのではなく、県民一人ひとりの幸福に寄り添い、自己実現を図ることが目的」と語る田中氏。人間中心のDXを推進し、「県民みんなで」デジタル社会の形成を目指して、さまざまな変革に着手しています。

　2022年3月に公表された「三重県 デジタル社会の未来像」の策定に当たって、田中氏はインタビューやワークショップを通じた県民との「対話」を試みました。この過程を経たことで、まさに「県民とともに考えて未来像を描くことができた」と言います。

　三重県のDXは「家庭、仕事、地域、行政、それぞれのDXが進み、県民みんなの思いが実現すること」がテーマです。そんな「あったかいDX」の全貌を、田中氏が事例を交え解説しています。