※本動画コンテンツは、2022年2月17日に開催されたJBpress主催「第3回 公共DXフォーラム」の特別講演Ⅲ「実践!!広島型アジャイルDX~広島県の挑戦~」の内容を再掲載したものです。

 「イノベーション立県」というコンセプトを掲げ、全庁を横断するDX推進本部を設置するなど、積極的にDXへの取り組みを進めてきた広島県知事の湯﨑英彦氏。本動画では、県内ものづくり企業のデジタル化を支援する「ひろしまデジタルイノベーションセンター」や、多様な企業・人材を呼び込み、地域課題のソリューションを創り出す実証実験の場「ひろしまサンドボックス」の設置など、先進的な取り組みを行ってきた同氏が、広島県による大規模DXのビジョン・具体策を語ります。

 2020年10月、同氏は今後の10年間を見据え、「ひろしまブランド」の強化、人材育成、DXの推進などを打ち出した総合計画「安心・誇り・挑戦 ひろしまビジョン」を策定。17の施策を実行することを明らかにしました。県では広島における一連のDXの取り組みに、とりあえず・とり急ぎという意味の方言「たちまち」を冠し、「たちまちDX」と呼んでいます。これは「実践を繰り返し、失敗・成功の経験を生かしながら実現を目指す」という広島県による積極的・前向きでアジャイルなDXを指した言葉です。

 「仕事・暮らしDX」「地域社会DX」「行政DX」の3本を柱とし、2021年度には27事業・約37億円規模でDXを進めた広島県。スマート農業・水産業、物資輸送、子育て、移住相談、災害予防、DXを進めるための人材育成など、多岐にわたる分野の課題解決にどう取り組んでいるのか? この動画から広島県と同氏による具体的取り組みが分かります!