※本動画コンテンツは、2021年11月26日に開催されたJBpress主催「第11回 DXフォーラム」の基調講演「企業内イノベーションの起こし方」の内容を再掲載したものです。

 わが国は長期にわたり経済成長が停滞していますが、一体、何が本当の原因なのでしょうか。「プレイステーション」の生みの親として知られ、現在はAI・ロボティクス開発で知られるアセントロボティクス株式会社の代表取締役兼CEOである久夛良木健氏が、今後、国際競争で勝利するために日本が克服すべき弱点、企業イノベーションを促して日本企業が復権するための筋道を語ります。

 同氏はまず、日本社会が持つ構造上の問題の数々を指摘。これに続いて、2022年4月に新設される近畿大学情報学部学部長として教育分野での変革も期待される同氏は、日本企業復権のために、新たな教育と社会全体の意識改革を提言します。久夛良木氏はさらに、日本の大企業でイノベーションが生まれない理由などに触れながら、DXに不可欠である企業イノベーションを成功させる方策など、日本が目指すべき道筋を具体的に示していきます。

 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と呼ばれた頃の活力をわが国に取り戻すため、あるいは日本の企業のイノベーションとDXを成功に導くために、同氏が語る具体的方策、日本社会・企業論は合理的で、まさに一聴の価値ありです。日本社会はどう変わっていくべきか、アーキテクチャ(設計)の方向性から、現代の経営者の使命に至るまで、「プレステの父」が語ります。