ICTで道路舗装に革命を起こすすごいベンチャー

測量データと視覚情報を統合した「測量美術」で修繕の生産性向上

結城 カオル/2020.7.3

いいね ツイートする
3Dレーザースキャナーで座標軸情報や路面の凹凸情報などを計測する(写真:エムアールサポート提供、以下同)

 道路舗装業界と言えば、しばしば談合やカルテルの疑いで注目を浴びるように、旧態依然とした建設業界の中でも、とりわけ閉鎖的な業界として知られる。その中にあって、ICTを活用した測量・調査で注目を集める企業がある。世界的な観光地、京都・嵐山に本社を置くエムアールサポート(京都市右京区)だ。売上高はおよそ1億円、従業員数は11人のベンチャー企業だが、その技術の独自性と潜在的な市場の大きさを考えると、今後にかかる期待は大きい。

 エムアールサポートが手がけているのは、3Dレーザースキャナーとドローンを活用した道路の包括的な測量・調査だ。その中でも、彼らが特化しているのは舗装修繕における測量・調査である。