ECデータと位置情報を連携させ消費者行動を解析

EC顧客と類似の属性を持つ消費者の行動パターンが得られる

栗原 雅/2019.12.23

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 ネット上の顧客履歴と、実社会における消費者行動(位置情報)とを組み合わせて解析するサービスが登場した。ECサイトの顧客層と似た属性を持つ消費者がどのような場所に移動するかなどを分析し、その行動パターンから効率的なマーケティングが行えるようになる(図)。

図 TISとクロスロケーションズのプラットフォームを連携させて消費者の行動パターンを解析した結果のイメージ(TISおよびクロスロケーションズ提供)
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 サービスを提供するのはTISと、位置情報活用のクロスロケーションズ。TISのデジタルマーケティング向けプラットフォームのデータと、クロスロケーションズが強みにしているAI(人工知能)プラットフォームの解析データを組み合わせる。

 TISは、プラットフォーム「データ統合・利活用プラットフォームサービス」を用い、ECサイトを運営する大手企業などのマーケティングを支援している。たとえば、Webサイトの閲覧履歴やECサイトでの購買履歴などの顧客データを多面的に分析して、顧客の特性に合わせたプロモーションなどに役立てている。

 一方、クロスロケーションズは600億件を超える膨大な個人の位置情報を保持しており、実社会における消費者の行動パターンを類推するプラットフォーム「Location AI Platform」で、店舗の新規出店や来店予測などを支援している。