イスラエルとの共創プラットフォーム「IJIP」

CDO Club Israel 代表 Amit Kama氏

 来日中のCDO Club IsraelのAmit Kama代表によるセッションでは、先日のJBpress Digital Innovation Reviewのインタビュー(参照記事「イスラエルのスタートアップと日本企業をつなげるプラットフォームが誕生」)でも示してくれたように、世界の約350社がイスラエルにデジタルラボを据え、国内には約2万5000社ものスタートアップが切磋琢磨を繰り広げる活況ぶりが提示された。

 さらにこの日、CDO Club Japanの海外事業局長である鍋島勢理氏も登壇。以前、自らJBpress Digital Innovation Reviewに寄稿(参照記事「デジタル分野でイスラエルがなぜ注目される?」)してくれたイスラエルにおけるデジタルの取り組みについても報告がなされた。特に注目すべきは、Kama氏、鍋島氏の両者が示した「IJIP(イスラエル日本イノベーションプラットフォーム)」。

一般社団法人CDO Club Japan 理事・海外事業局長 鍋島勢理氏

 イスラエルのスタートアップエコシステムと日本の大企業とを結ぶオープンイノベーション推進を軸にしながら、双方の変革・躍進を両国のCDO Clubが全面サポートしていくというものだ。サミット冒頭で加茂氏も海外連携の推進を宣言し、経済産業省の西野氏からも越境による取り組みの重要性が示された。どうやら2019年以降は、クロスボーダーなDXの話題が増えていくことになりそうだ。

 後編では、日本企業のCDOとして活躍中の登壇者たちによるセッションや、パネルディスカッションの概要などを中心にお伝えする。

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「CDO Summit Tokyo 2018 Winter」取材レポート (後編)
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