FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、2017年10月11日(水)、12日(木)にかけて開催されたVR開発者向けイベント「Oculus Connect 4」の基調講演で、「Facebookが目指すゴールは、VRのユーザー人口を10億人にすること」という趣旨の宣言を行った。

10億人といえば、少なく見積もっても世界人口の1割以上。途方もない数字だが、実際VR元年と言われた2016年から一年経という今、VRはどの程度普及しているのだろうか。

日本国内ではまだまだ「限られた分野、限られた人たちのためのもの」という認識の人々が多い印象だが、海外ではどうなのだろうか。

本記事ではVR体験に必須となる専用ヘッドセット(以下、HMD)から、その辺りの実情を紐解いていく。