コンピュータゲームやビデオゲームでの対戦をスポーツ競技と捉えたe-sports(エレクトロニック・スポーツ)が、世界で盛り上がりを見せている。

今年の4月にはOCA(The Olympic Council of Asia)がe-sportsをオリンピック競技にすると発表し、各種メディアでも取り上げられた。

市場規模1,500億円以上。賞金総額約20億を超える大会も

ゲームに関するリサーチ会社SuperData Researchの「e-sports research report 2017」によると、2019年には世界におけるe-sports市場が13億6,000万ドル(約1,510億円)に昇ると見立てている。e-sportsはショービジネスとしても発展しており、大規模な会場で大会が開催されている。1回の賞金総額が20億円を超えるような大会もある。

最近ではアメリカプロバスケットボール協会の「NBA」やスペイン・バレンシアを本拠地とするサッカークラブチーム「Valencia CF」がe-sportsリーグを発足するなど、その過熱ぶりが伺える。

世界ではかなりの盛り上がりを見せているe-sportsだが、日本国内での盛り上がりはイマイチ。「聞いたことはあるけど、実際はどういったものなのかわからない」という人も多いのではないだろうか。