アップルCEO、自動運転システムに言及 未来の「中核技術」

米アップルのティム・クック最高経営責任者。カリフォルニア州クパティーノにある米アップル本社で(2016年10月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Josh Edelson〔AFPBB News

 米ブルームバーグによると、米アップルは、iPhoneやiPadなどのiOS端末で、ニュースの定額制読み放題サービスを始める計画だという。

買収した技術を来年登場のアプリに導入

 アップルは、先ごろ、雑誌の定額制読み放題アプリ「テクスチャー(Texture)」を手がける米ネクスト・イシュー・メディアを買収すると発表した。

 このアプリは、現在、アップル、グーグル、アマゾンのアプリ配信サービスで無料配信されており、月額9.99ドルで、「タイム」や「ピープル」「フォーブス」「ニューズウィーク」「ニューヨーカー」「ナショナルジオグラフィック」「ヴォーグ」など200以上の雑誌が読み放題になる。

(参考・関連記事)「アップル、今度は雑誌の読み放題アプリを買収

 ブルームバーグによると、アップルは、このテクスチャーの技術を、iOSの「News」アプリに統合する計画。ニュースの定額制読み放題サービスが加わる新たなNewsアプリは、来年(2019年)にも登場する見通しだと、事情に詳しい関係者は話している。

Apple Musicの成功をニュースにも

 アップルのiPadには、かつて、新聞・雑誌の購読を一元管理する「Newsstand」というアプリがあった。同社はここで、定期刊行物などのサブスクリプション(定期購読)を提供していたが、このサービスでは、利用者が、それぞれの新聞・雑誌ごとに、個別のサブスクリプション契約をしなければならなかった。

 これに対し、今回同社が計画しているサービスは、音楽の定額制聴き放題ストリーミングサービス「Apple Music」と同じスタイルという。