海外メディアの報道によると、今秋発売が見込まれている、米アップルの次期「iPhone」は、機能や性能が大幅に向上する可能性があるという。
台湾KGI証券の著名なアナリスト、ミン・チー・クオ氏が顧客向けに出した調査ノートでそう報告したという。
最新技術「感圧タッチ」を搭載
同氏はかねて、iPhone 6の後継モデルでは「感圧タッチ(Force Touch)」と呼ばれる技術が採用されると報告していたが、今回の調査ノートでもこの技術について触れている。同氏はこれが次期iPhoneの目玉機能になると予測している。
この感圧タッチは、現行のノートパソコンのうち、12インチの「MacBook」と「MacBook Pro Retinaディスプレイ」の13インチモデルのトラックパッドに使われている。
また先月発売した腕時計型端末「Apple Watch」のディスプレイにも採用されており、指先で軽く触れるタップと、強く押すプレスの違いを感知する。
クオ氏によると、この機能により、端末の操作方法が豊富になり、iPhoneの使い勝手が一段と向上するという。
また次期モデルではプロセッサが現行の6シリーズで使われている「A8」から新たな「A9」に変わり、メモリーは1GBから2GBになる。背面のメインカメラは800万画素から1600万画素に向上するという。