海外メディアの報道によると、米アップルの「iPhone」は、今年秋に発売される次のモデルで、これまにないほど大きな変更が加えられるという。
「最新の感圧タッチを搭載」とアナリスト
これは、アップルの新製品やその発売時期を独自の調査で当ててきたことで知られる台湾KGI証券のアナリスト、ミン・チー・クオ氏が予測したもの。同氏が顧客向けに出した調査ノートをアップル関連の情報サイト、米AppleInsiderが入手した。
これによると、アップルは次期iPhoneに「感圧タッチ(Force Touch)」と呼ばれる技術を採用するという。
これは、先頃発売したノートパソコン「MacBook Pro」の13インチ版最新モデルや、4月10日に発売する「MacBook」の新型モデルに搭載されている技術。トラックパッドを強くクリックすることで、それを感知し様々な新機能が使えるようになる。
またこの技術は、4月24日に発売されるアップル初の腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」にも搭載される。
こちらは画面に指先で軽く触れるタップと、強く押すプレスの違いを感知する。これにより文字盤を切り替えたり、アプリで操作オプションを利用したりできるようになる。
次期iPhoneでこの技術が具体的にどのように使われるのかは分からない。だが次期iPhoneに搭載される感圧タッチは圧力を直接感知するのではなく、スクリーンに触れる指の面積を測り、強弱を判断するという。