海外メディアなどの報道によると、中国のスマートフォンメーカー、シャオミ(小米科技)は、スニーカーなどを手がける同国のスポーツ用品大手と提携し、チップを内蔵したランニングシューズを開発する計画という。

モバイルアプリと連携する“スマートシューズ”

北京五輪が開幕、壮大な開会式

北京五輪開会式で聖火の最終走者を務める元体操選手での李寧氏。(2008年8月8日)〔AFPBB News

 シャオミが提携するのは、ロサンゼルスオリンピック金メダリストの元体操選手、李寧(Li Ning)氏が創業したリーニン(Li-Ning)。

 英フィナンシャル・タイムズによると、フィットネスバンド端末「Mi Band」を手がけたシャオミの関連会社、華米科技と、リーニンが3月16日に戦略的パートナーシップ契約を結んだ。

 これにより両社は、ソール部分にチップを組み込み、ランナーの走りの状態やフォームなどを計測できるスマートランニングシューズを開発する。

 このシューズはシャオミのモバイルアプリとも連携し、ランニングのスキルや成果を記録、分析する機能も備えると、フィナンシャル・タイムズは伝えている。

 両社の説明によると、中国のスポーツウエアブランドとテクノロジーブランドが提携するのはこれが初めて。