12月7日、一日中ネット検索キーワードにチョ・ヒョンアという名前が挙がっていた。誰なのだろうかと検索してみたところ、大韓航空のオーナーの長女で、同社の副社長だという。彼女がやった行動がいま韓国のみならず世界の恥さらしになりつつある。
袋のままナッツを出したことに激怒
ことの発端は、マカダミアナッツだ。
そう、あのハワイでみんなが買い漁る美味しいナッツ。だが別にナッツが悪いわけではない。
12月5日午前0時50分、大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長(以下、副社長)は、米国のニューヨークJFK空港から韓国のソウル仁川空港に飛ぶKE086便(エアバスA380型機)のファーストクラスに乗っていた。
飛行機は離陸準備を終え、滑走路に向かっていくなか、ファーストクラスではマカダミアナッツが配られていた。
副社長のところにやって来た客室乗務員(以下CA)はマカダミアナッツを袋ごと彼女に差し出した。
この行為に対し、副社長は「機内サービスがなっていない」と激怒し、CAに降りろと指示した。
チーフパーサー(以下CP)が騒ぎを聞きつけやって来て、CAはマニュアル通りにやったとかばったため、ではそのマニュアルを見せろということになった。