中国の故事に「猿回しが猿にトチの実を朝に三つ、夕方に四つ与えると言ったら、猿がひどく怒りだしたので、では朝に四つ、夕方に三つやると言ったところ、猿が喜んだ(朝三暮四)」という。
バカな猿どもは、まず目先の利益しか考えてないので、同じ量しかもらえないことを考えず、朝四つもらえることに喜んだというわけだ。
猿扱いされる韓国の国民
さて、最近韓国の民衆は猿でもないのに猿回し(政治家)たちによってこの故事にある猿のような扱いをされている。
今年の10月1日から端末機流通構造改善法(略して「端通法」)が施行された。
端通法とは、移動通信市場でマーケティング手段として使われていた補助金問題をより透明にすることで、利用者の権益を保護し、健全な産業発展を誘導するというものである(政府側の論理)。
これまで韓国の通信キャリアは、日本と同じようにユーザーが他社キャリアからの乗り換える場合、多額の支援金を払って高価な端末をほとんどただで買えるようにしていた。
それ以外にも、製造会社や購入時期などをうまく狙えば、安価に携帯電話を手に入れることができた。
これによって、通信キャリア同士の競争が激しくなり、ユーザーの中では情報を知らなかった人たちだけが割高の携帯を買わされるというアンバランスが生じていた。
そこで、政府はこの無秩序な支援金制度にメスを入れるため上述した端通法を施行し、市場に介入した。