本記事はLongine(ロンジン)発行の7月23日付企業IRレポートを転載したものです。
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 株式会社インタースペースの河端伸一郎 代表取締役社長に当社の成長ドライバーである事業モデル、ストアフロントアフィリエイト事業や米国ネット広告市場の潮流分析をもとに日本のネット広告業界の未来について伺いました。

Longine IRから投資家に伝えたい3つのポイント

●インタースペースの2014年9月期の営業利益は最高益更新見込み。利益水準は2006年上場比で2.6倍になります。
●当社の業績好調さの背景はインターネット広告事業のひとつであるアフィリエイト事業の堅調な成長とメディア運営事業の収益化に成功したということによります。
●「アドテク」後のネット広告市場のキーワードは、日本のネット広告市場も米国のように「テクノロジー」×「クリエイティブ」の組み合わせになる可能性があります。

2014年9月期は過去最高益が射程圏内。営業利益は2006年上場時比2.6倍!

Longine IR:2014年9月期は過去最高益を予想されています(図表1)。どのような背景があるのか教えてください。

河端伸一郎社長(以下、河端):はい、大きくは2つあります。簡単に言いますと、ひとつは当社のインターネット広告事業のひとつであるアフィリエイト事業の堅調な成長です。もうひとつはメディア運営事業の収益化に成功したということです。それぞれ背景が異なるので、一つずつ説明させてください。

出所:SPEEDAをもとにLongine IR作成