Digital Experience! TOP>JBpress>マーケティング道場

「売る理由」から「買う理由」へ
デジタルマーケティング思考(その1)

2013.05.23(木) 横山 隆治
    http://goo.gl/2921U
1
nextpage

 これからまたしばらく「デジタルマーケティング思考」と題した寄稿をさせていただくことになった。

 まず最初に、「デジタルマーケティング」とは何かを定義したい。ネットマーケティングとデジタルマーケティングは何が違うのだろうか。

図1:デジタルマーケティングとは 拡大画像表示

 筆者の定義は、デジタルマーケティングとは、「デジタル施策によって得られるデータを活用して、マス/リアルを含むすべてのマーケティング施策を最適化する試み」である。

 つまり、ネットだけを最適化するのは「デジタルマーケティング」ではないと考える。あえて「ネットマーケティング」とは違うと定義してみるところから始めたい。

 この寄稿では、「デジタルマーケティング」を実現するテクノロジーもさることながら、最も重要な「デジタルマーケティング思考」を提示してみようと思う。

 そのためにもまずは基礎となるマーケティング環境を整理してみたい。 

マーケティングコミュニケーションに起きている5つの潮流

 今のマーケティングコミュニケーションに起きている大きなトレンドは下記の5つの視点に整理できる。

●「売る理由」から「買う理由」へ

●「広告クリエイティブ」から「ブランデッドコンテンツ」「情報クリエイティブ」へ

●広告は「どこに掲載するか」から「誰に配信するか」へ

●広告効果は「ブラックボックス」から「マーケティングROI測定モデル」へ

●意見を聞くマーケティングから行動データを捕捉するマーケティングへ

1
nextpage
  • PR
  • PR
新着記事
MORE
BackNumber
MORE
ArticleRanking

横山 隆治 Ryuji Yokoyama

 

1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。(株)旭通信社入社後、ビール、飲料、食品などのマス広告ブランドを多数担当。96年DAC設立に参画。DAC代表取締役副社長を経て、06年(株)ADKインタラクティブ代表取締役社長。現在(株)デジタルインテリジェンス代表取締役。ネット広告黎明期からその理論化、体系化に務める。著書に『インターネット広告革命』、『次世代広告コミュニケーション』、『トリプルメディアマーケティング』ほか多数。

マーケティング道場

現在のマーケティングの課題、デジタルマーケティングの最新手法、マーケティング投資の考え方とは? 確実に顧客に届き、アクションを促す新しいマーケティングのあり方を探る。

>>最新記事一覧へ