米ツイッターが音楽関連サービスのアプリを準備しており、まもなく一般公開を始めると複数の海外メディアが報じて話題になっている。
なかでも報道が早かったとされるのが米ウォールストリート・ジャーナルの技術系情報サイト、オールシングスデジタル。
同サイトは先週11日に、ツイッターが翌日にも新しいアプリの提供を開始すると伝えた。ただし、当初対象となるのはツイッター上で多くのフォロワーを抱える著名人に限定され、一般向けはその1週間後になるという内容だ。
またオールシングスデジタルはその翌日に続報を出し、そうした著名人の中には、米国のアイドルオーディション番組で司会を務めるライアン・シークレスト氏などがいると伝えた。
新サービスのウェブサイトも開設
これとほぼタイミング同じくツイッターが公開した専用ウェブサイトには、同社のロゴと「#music」や「まもなく登場」の文字があり、サインイン用のボタンもある。
これをクリックすると新サービスがユーザーのツイッターアカウントに何をするかを説明する画面が出て、そのことを許可するか確認を求めてくる。だがこの画面にあるサインインボタンを押してもまだ(一般のユーザーには)何も起こらない。
ここにある同意事項は、「新サービスが、ユーザーのツイートを見たり、プロフィールを更新したり、ツイートしたりしてもよいか?」というもの。
どうやらまもなく公開されるアプリは、ツイッターとは分離されたサービスになるものの、ユーザーがツイッター上でフォローしているアカウントの情報などを参照し、アーティストや楽曲をそのユーザーに推奨するというものになるもようだ。