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24時間争奪戦の鍵を握るソーシャルメディア

ソーシャル化する社会が世界を大きく変え始めた(17)

2012.10.01(月) 小川 和也
    http://goo.gl/jvPsU
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この10年ほどで、朝夕の通勤電車の風景がだいぶ様変わりしたことは、既に多くの人が認識している。

 朝は一般紙の朝刊やスポーツ新聞、夕は夕刊紙に目を通していたはずのビジネスマンの手にはスマートフォン。当たり前が過ぎて普段は特に気づかない。しかしいざ意識をし始めてみると、スマートフォンがあまりにも多くの人の手を占拠していることを再認識させられる。

ここ10年で部数を大きく減らした新聞

 2000年から2011年の新聞の発行部数の推移を見てみると、明らかにその煽りをくらっていそうだ。この期間は、ちょうどスマートフォンを含めた携帯電話端末が生活の中心的道具に育っていく過程とシンクロしている。

出典:一般社団法人日本新聞協会「新聞の発行部数と世帯数の推移
 

 もちろん発行部数減少の理由は多々あるが、手元の携帯電話端末に時間を奪われていることが大きな要因となっていることは間違いない。

 スマートフォンやタブレット型端末で電子化された新聞を読むようになったユーザーもいるにせよ、いかんせんそれらの端末の中には「ユーザーの時間争奪戦」の強力なライバルが多数存在する。

 例えばいまで言えば、スマートフォンでフェイスブックやツイッターを利用することに時間を費やしている人は多く、新聞にとって手強いライバルとなっている。

 しかしこれとて常に勢力図が変わる。そう、とにかくその勢力図は目まぐるしく変わり続ける宿命にあるのだ。

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Kazuya Ogawa

アントレプレナー / デジタルマーケティングディレクター / 著述家
西武文理大学特命教授

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慶應義塾大学法学部卒業後、大手損害保険会社勤務を経て、2004年グランドデザイン&カンパニー株式会社を創業、代表取締役社長に就任。数々のITベンチャービジネスや、デジタルマーケティングディレクターとして大手企業や行政、アーティスト等の先端的デジタルマーケティング事例を数多くつくり続けている。

ビジネスだけではなく、デジタルと人間や社会の関係の考察と言論活動を行っており、著書、寄稿、講演、メディア出演多数。主な著書に、「デジタルは人間を奪うのか」(講談社現代新書)、日本で初めての概念をテーマとした「ソーシャルメディアマーケティング」(共著・ソフトバンククリエイティブ)、「ソーシャルメディア維新」(共著・毎日コミュニケーションズ)、「Facebookマーケティング」(共著・ソフトバンククリエイティブ)、「ソーシャルブランディング」(共著・インプレスジャパン) など。

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