真夏にごくごく飲みたいスパークリングワイン

男と女のワイン学(レッスン16)

2012.07.24(Tue) 平野 美穂
筆者プロフィール&コラム概要

 フランスは、シャンパーニュの生産量の半分以上を消費する国です。2011年の統計によると、1家庭あたりのシャンパーニュの購入本数は、不景気の影響か、前年の6.1本から5.5本に減ったそうです。それでも年間に5本も買うのだから、さすがワイン王国です。

 さて、日本は夏真っ盛り。暑いこの季節に気楽においしく飲めるワインは、やはり「泡もの」と呼ばれるスパークリングワインでしょう。

 最高峰のスパークリングワインであるシャンパーニュをはじめ、スペインのカヴァ、イタリアのスプマンテなどが、スパークリングワインとして知られています。

 スパークリングワインを飲むときは、あくまでもワインであるということを忘れないようにしてください。アルコール度数はたいてい12%以上あります。暑いからといってビールのようにがぶがぶ飲んでいると、知らないうちに相当量のアルコールを摂取してしまうことになり、危険です。

泡立つ赤ワイン「ランブルスコ」

 それでも、ぐいぐい飲みたいという方にお薦めのワインは、発泡性の「ランブルスコ」と、リンゴから作られた「シードル」です。

 ランブルスコはせいぜい10%程度、シードルは5%以下とアルコール度数が低く、微発泡で甘口から辛口まであるのが特徴です。いずれも日本では1本1000円程度で手に入ります。

 ランブルスコはミートソースやパルメザンチーズ、生ハムで有名なイタリアの美食の州、エミリア・ロマーニャ州で作られています。古代エトルリア人が2000年前に伝えたとされています。

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ワインライフプロデューサー。仏留学中にワインに魅せられ、仏ワインの輸入商社を経て現在はセミナーや講演等を中心に活動中。多様性のある日本の食卓や日本的なライフスタイルに合わせて、手軽に採り入れられる「ワインのある生活」を提案している。JSAワインエキスパート、WSET ADVANCED。東京下町育ち。


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