
約1800年前、約100年にわたる三国の戦いを記録した歴史書「三国志」。そこに登場する曹操、劉備、孫権らリーダー、諸葛孔明ら智謀の軍師や勇将たちの行動は、現代を生きる私たちにもさまざまなヒントをもたらしてくれます。ビジネスはもちろん、人間関係やアフターコロナを生き抜く力を、最高の人間学「三国志」から学んでみませんか?
乱世の英雄たちには、彼らの巣立ちを支えた血族がいた…
曹操、劉備、孫権などの英雄が活躍した三国志時代。184年の黄巾の乱をきっかけに、後漢帝国の崩壊が決定的になる中、若き英雄たちは自らの行動と叡智で新時代を切り拓こうと奮闘を開始します。
彼らの雌伏の時期には、必ずその歩みを支える誰かがいました。その誰かの支えをきっかけにして、若き英雄たちはやがて雄飛の瞬間を迎えることができたのです。この記事では、曹操、劉備、孫権の三人が、もっとも身近な存在である「彼らの血族(親族)」から、どんな支援を得ていたのかを比較してみます。