本コンテンツは、2024年7月に配信したJapan Innovation Review主催の「第8回ファイナンス・イノベーション」における「特別講演2:『レゾナック流企業変革』を支えるCFO組織改革の要諦/染宮秀樹氏」のアーカイブ配信動画です。

 化学産業における世界的な再編が進む中、旧昭和電工と旧日立化成の統合会社として誕生したレゾナック。レゾナックHDの最高財務責任者(CFO)染宮秀樹氏は、いかにして企業変革を支えるCFO組織をつくり上げたのか。その組織改革の要諦が語られます。

講師よりメッセージ

 レゾナック・ホールディングスは、旧昭和電工と旧日立化成の統合会社として、「従業員24,000人のスタートアップ」と称した日本の大企業変革に取り組んでいます。2年半前に昭和電工に入社し、CFOとしてレゾナックのカルチャー変革、収益性変革、ポートフォリオ変革を推進してきた経験から、大企業変革を推進するCFO組織をいかに作り上げたのかを、組織ミッションの再定義、組織構造の変革、業務変革、IR変革、デジタル導入などの側面からお伝えします。

【TOPICS】

  • 日本企業の規模感では太刀打ちできない。世界の中の日本の化学業界
  • 変革・再編を迫られる日本の化学メーカー
  • 総合化学から“スペシャリティケミカル”へ。昭和電工による日立化成買収
  • 売上高1兆4千億円規模に。日立化成買収前後での財務状況の変化
  • 日立化成統合の狙いとスケジュール
  • レゾナックにおける執行体制の再編成と経営理念の再構築
  • 長期ビジョンの達成に向けた変革ロードマップと成長戦略
  • レゾナックの財務活動の全体像
  • 組織ミッションの再定義から人材育成まで、CFOとしての一連の改革
  • 市場評価の概況