※本動画コンテンツは、2021年11月17日に開催されたJBpress主催「第6回 DXフォーラム」の特別講演Ⅱ「米国リテール業界6つのDXトレンド」の内容を再掲載したものです。

 コロナ禍で外出禁止が徹底された米国では、Eコマースが拡大するとともに、リアル店舗とのハイブリッド化が進むなど、リテールDXが多方面で進展しています。本動画では、米国で最新事業戦略を研究し、日系企業の進出を支援してきたリテールストラテジストの平山幸江氏が、激変する同国の小売業界のトレンド・DXの最前線を、事例を交えて解説します。

 同氏は、コロナ禍における消費者の傾向の変化をデータもとに分析。変化に伴い生じた小売業の主たるトレンドを、事業者視点での『店舗とECのハイブリット化』『ラストマイル配送改革』『オペレーションの効率化』、消費者視点での『在宅経済』『サステナビリティ志向』『ソーシャルコマース』の6つに分類し、取り上げています。

 店舗におけるAR・ロボットの活用・キャッシャーレス化はもちろん、新たに登場した短時間・低コストの配送、人材不足に悩む分野でのAIを活用したトレーニングアプリによる育成強化、消費者のサステナビリティ志向に伴い生じたレンタル・再販市場の成長、ソーシャルメディアとEコマースを掛け合わせて商品・サービスを販売するソーシャルコマースの動きなどを、事例をもとに紹介。渡米後30年近く経過し、米国小売業を知り尽くしている同氏が、変容していく消費者の価値観、これに対応しようとする企業が産み出す新たな付加価値の創出など、最新の動向について語ります。