ランチタイムになるとサラダが詰め込まれた冷蔵庫の前に人だかりができる

 11月1日、東京駅前の丸ビル地下1階 弁当売場の中に、たくさんのサラダが整然と詰め込まれた大型の冷蔵庫が登場した。サラダは8種類で価格は全て同一の1180円(税込み)。これは「CRISP STATION」という名のサラダ販売店だが、店頭に従業員はいない(冷蔵庫の裏側にいる)。

 お客は冷蔵庫の扉を開けて、好みのサラダを取り出し、自分のオフィスなど食事をする場所に向かうが、決済はサラダの包装紙に付いているQRコードをスマホで読み取って行う。決済が確認されたと同時にメールで領収書が届くという仕組み。――サラダの購入の仕方はこのようになっている。

「CRISP SALAD WORKS」の定番商品8種類が用意され、マックスで192個が入る
冷蔵庫の横で、商品の購入の仕方を表示
冷蔵庫の横に紙袋、スプーンなどを用意
サラダの器はラーメンの丼程度の大きさ。中央のQRコードを読み取ることで決済に進む
器のふたを取った状態。これを混ぜ混ぜして食べる
QRコードを読み込んだ時のスマホの画面の様子

<「JBpress World」大好評開催中(11/8-12/17)>
DXや働き方改革、サステナブル経営をテーマに、70名以上のプロフェッショナルが登壇するオンラインセミナーと、30社以上が出展するバーチャル展示会で展開する日本最大級のオンラインイベント