マネジャーはエナジャイズできるか?
進捗会議は、とがめて叱咤する場ではない。もちろん、本気の現れとして、時に厳しく叱ることはあってもいい。
しかし、いつもいつも「何とかしろ!」の一点張りでは、進捗会議に出る意欲が減退してしまうものである。フォローの場が元気をなくす場になっていてはならない。フォローアップというぐらいなら、気持ちもアップするような場になるよう参加者は知恵を出し合うべきだ。
マネジャーは、自身がエナジー(=Energy:自分が元気であること)だけでなく、エナジャイズ(=Energize:自分の周りの人たちを元気にする)であることが大切だ。マネジャーによってメンバーが責められているような気持ちになり、やる気をくじかれたり自信がなくなってしまうのはよくない。
マネジャーは周りに学びや気付きを与えるともに、「自分が話をしている相手は、元気になっているだろうか?」を常に自分に問うべきである。