管理の頻度を上げることはプラスにもマイナスにも働く

 管理の頻度だけではなく、進捗会議が魅力的な場になっているかどうかという問題もあわせて考える必要がある。

 進捗会議で問題を報告したとしても、「遅れているじゃないか、何とかしろ!」とあおったり、とがめたりしかしないのであれば管理の頻度が増すことで、元気がなくなっていく可能性がある。一方、問題を報告・相談すると、適切なアドバイス、協力、支援、激励などがもらえると、管理の頻度が増すことで、どんどんモチベーションとパフォーマンスが高まっていくことが期待できる。

 管理の頻度を上げることは、その場でネガティブなフィードバックしかないのか、ポジティブなフィードバックが期待できるのかによって、プラスにもマイナスにも働くのである。