【三条天皇ゆかりの地】

●広隆寺

 飛鳥時代の官吏で、渡来系豪族・秦氏の族長的な存在である秦河勝が建立した寺院。

 京都市右京区太秦蜂岡町にあり、京都最古の寺院といわれる。

 本尊の弥勒菩薩像は、国宝指定第1号である。

 藤原道長の日記『御堂関白記』長和5年(1016)12月3日条に、三条天皇が参籠したことが見える。この時、道長は供奉しなかったという。