3. PUMA「SUEDE XL」

スニーカー¥13,200/プーマ(プーマ お客様サービス)

ファットフォルムにより存在感を強めた、新たな「スウェード」

 音楽とファッションが今よりも密接に結びついていた1990年代に、絶大な人気を博していたヒップホップグループ、ビースティ・ボーイズ。彼らが愛用したスニーカーはいくつかあるが、ことプーマとなると「スウェード」が一番に思い浮かぶ。1968年にバスケットボール用シューズとして誕生して以降、様々なストリートカルチャーに影響を与えた同作は、シルエットやカラーをアップデートし続けながら今なお世界中で愛されている。

 そんな名作一家に加わった新たなメンバーの特徴は、ファットシューレースと厚みのあるシュータンやヒールカウンターによるボリューム感。幅広に設計された安定感のあるフォルムは意外にも汎用性が高く、ボトムス不問のユーティリティープレイヤーとしての活躍が期待される。