* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第12回 リテールDXフォーラム
特別講演2「進化するオムニチャネル~小売DXとはCX、EX、SCMの業務変革~」
開催日:2023年6月28日(水)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
この25年ほどの間にEC化率はどんどん増加し、直近では8.78%と10年前の倍以上に上がっています。「減り続けている国内人口を踏まえ、EC化率が成長しても国内市場だけでは成長が見込めない」と指摘するのは、日本オムニチャネル協会理事でCaTラボ代表取締役の逸見光次郎氏です。
逸見氏は「だからこそ早くデジタル化を進め、対面・ネット双方の良さを掛け合わせ、顧客との関係性を高め、企業評価軸を見直すことが大事」と力説し、ビームスやファブリックトウキョウ、イギリスの百貨店ジョン・ルイスなどの、オムニチャネル先進企業の事例を紹介します。
講演の後半ではオムニチャネルを進める上での評価軸について解説。顧客データが見える化された時代における顧客勘定(LTV)やEC関与売上の考え方、事業計画の在り方とは。事業のオムニチャネル化に迷う小売り企業にとって、多くの示唆を与える内容です。
【TOPICS】
- 世の中の動きに合わせた小売業の変化と、企業に求められる変化
- アフターコロナで変わる顧客と企業の結びつき
- DX、オムニチャネルの定義
- オムニチャネルを体現する、国内外の先進的な企業事例
- これからの指標、LTVと関与売上
- 顧客データの分析による効果的なアプローチとは
- 全社におけるECが関与した売り上げの位置づけ
- CXとともにEXを高めるには
- (まとめ)現状と理想のギャップを埋める努力を