DX活用は自分のため。会社のためではない
そんな現実に直面している総務パーソンが全国に少なくとも20万人はいるのではないでしょうか(全体の半数くらいと想定)。今回はその解決策とまではいかないまでも、外部との接触や新たなインプットを継続的に得る手段として、筆者は以下の3つを提案します。
(1)総務コミュニティーへ参加する
(2)スポンサーが主催するバーチャルオフィスツアーへ参加してみる
(3)メタバース※イベントにて講演や展示会をのぞいてみる
※仮想空間
(1)についてはいろいろな選択肢が増えてきました。FOSC(ファシリティオフィスコンソーシアム)は以前も紹介しました定番ですが、個別にもユーザー懇談会(JFMA)、総務の森、ソムリエ、オフィスのミカタなどにも総務コミュニティーがありますので門を叩いてみても良いでしょう。とにかく、何でも聞ける「場」(バーチャルでも)が新鮮なインプットを呼び込み、会社内部のことで行き詰まっていた自分の中に新たな発想と解決策が生まれます。
(2)は家具メーカさんでも設計事務所、または公共イベント企画でもいろいろありますが、最近はドローンを飛ばしてのオフィスツアーなども主流化してきて、後で思い出したときに「あれ?あのオフィスはドローン見学だったっけ、それともリアルで行ったんだっけ」と記憶が怪しくなるくらいリアルな体験ができます。
(3)はさらにデジタルの取り組みが進化したもので、おそらく2022年では主流(当然の本命)となるであろうイベントです。これは実際に体感してみないと本当に想像だけでは理解が難しいでしょう。