メルカリのスマホ決済「メルペイ」は諸刃の剣か

IoT時代、<CtoC個人間取引のビジネスモデル>が変わる

朝岡 崇史/2019.4.11

いいね ツイートする
2019年3月27日、メルペイとLINE Payは業務提携を発表した。(写真:つのだよしお/アフロ)

 平成も最後の最後になって、日本でも群雄割拠の様相を呈してきたスマートフォン決済サービス(以下、スマホ決済)。

 これまでの連載でも、中国のシェアバイクの興亡を通して、スマホ決済(モバイル決済)の破壊力をレポートしてきた。

【参考】中国のシェア自転車ビジネスが示す勝利の方程式
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52771

 モバイル通信キャリア系の2社、ソフトバンクとヤフーが共同出資する「PayPay」、NTTドコモが運営する「d払い」が、ともに「20%還元」のキャンペーンを実施したこともあって、各社の新規顧客層の囲い込み合戦は加熱する一方だ。

 そんな中、今年2019年2月13日に、巨大なポイント経済圏を持つ、異色のプレイヤーがスマホ決済市場に参入した。日本のフリーマーケットアプリ(以下、フリマアプリ)のトップを独走するメルカリの子会社が運営する「メルペイ」だ。

【参考】メルカリ公式メルペイコンセプトムービー
https://www.youtube.com/watch?v=UbYGrgq425c


「メルペイ」はスマホ決済の風雲児となり自らのモーメンタム(勢い感)を加速させるのか、それとも本体の事業「メルカリ」の体力を削ぐリスク要因となるのか。