G.W.に入り、なかなか会えない友達と飲みに行ったり、普段は行けない場所まで遠出をして美味しいものを食べ歩いたり……。大型連休だと気持ちも緩んでしまい、ついつい食べ過ぎてしまうなんて人も多いはず。

ドコモ・ヘルスケアの行った「2016年 平均体重の変化に関するからだデータ調査」によると、女性は1年間で最も太っていたのはG.W.明け。男性は正月明けに次いで、G.W.明けが最も太っていたという。

太りやすくなってしまうこの時期に、食生活や健康に関して見直してみるのもひとつの手段。しっかり健康を管理して、周囲に差をつけたいところだ。そこでお勧めしたいのが、IoTガジェットによる体調管理。お酒を飲み過ぎてしまった時や、日々の生活、ちょっと運動したい時など簡単に数値で表してくれるとモチベーションにもつながるのではないだろうか? 

小型リストバンドでスタイリッシュに健康管理

ヘルスケア分野で数多くの製品が発売されているウェアラブルデバイス。着用するだけで健康に関する多くの情報を取得でき、その手軽さから健康管理のため活用しているという人も多いのでは?

フィットネスウェアラブルデバイスのリーディングカンパニーであるフィットビット・ジャパンの「Fitbit Alta HR™」は、心拍数を継続記録するPurePulse心拍計テクノロジー、エクササイズの自動認識、自動睡眠記録、着信、テキスト通知とカレンダーアラートによるスマート通知など、スリムなボディに多彩な機能を持ち合わせている。1日にどのくらいのカロリーを消費したかもアプリを見れば一目瞭然。最大7日間持続するバッテリーを搭載しているので頻繁な充電が不要となり、気軽に日常使いできるのも大きな魅力だ。

Fitbit Alta HRのラインナップ

飲酒管理もスマートフォンで、体内のお酒の状況が一目瞭然

テクノロジーや独自のユーザーエクスペリエンスを駆使して、人々の役に立つ製品をプロデュースする集団2045 Tech社が手がける携帯型アルコール濃度測定器「FLOOME(フルーミィ)」。このガジェットを使えば飲酒による体調管理がスマートフォンで行える。

専用のスマートフォンアプリをダウンロードし、専用の酒気検知器を接続。息を吹き込むだけでアルコール濃度が測定できる。アプリ内で自分の体重、性別、身長、年齢を設定することで、より詳しい数値を計算してくれる。さらに代謝率を把握することも可能だ。日々のアルコール摂取量データを記録し、カロリー摂取などのより詳細な情報が得られるので、飲みすぎで余分に摂取してしまったカロリーを翌日中に消費したい時にも目標が立てやすい。

スマートフォン用酒気検知器

時間も場所も気にしない完全自宅性のフィットネスジム

仕事に忙殺され、せっかく入会したジムにもなかなか通えず、月会費だけ飛んで行ってしまう……。そんな悩みを解消してくれるのが、ライテック社のIoTトレーニングデバイス「Move It」。場所も時間も気にせずに本格的なトレーニングができる優れものだ。

「Move It」は腕立て時に使う「PUSHUP STAND」、腹筋を鍛える「AB WHEEL」、チューブの伸縮で様々な部位を鍛える「RESISTANCE BAND」、縄跳びの「JUMP ROPE」から成る。

器具自体はスポーツ洋品店などで入手可能なものばかりだが、このマシンを使えば、自宅にパーソナルトレーナーがいるかのようなトレーニングが実現するのだ。例えばPUSHUP STAND(プッシュアップスタンド)は、左と右の器具の間を赤外線で接続しており、赤外線の高さまで胸の位置が到達しなかったり、ハンドルに加重がかからないとカウントされないなど、手抜きができない仕組みとなっている。このデバイスを使ってしっかりトレーニングを行えば、フィットネスジム通いをしなくても、憧れの肉体に近づくことができるのではないだろうか。

ライテック社のIoTトレーニングデバイス「Move It」

太りやすくなるこの時期。日々の健康について見直し、今回紹介したようなIoTガジェットを利用して体調管理につとめてみては?