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イノベーション
2017.03.22

“なんでもつながる”を通信が支える世界――MWC 2017で見えたIoTのこれから
MWC 2017 イベントレポート

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通信業界の世界最大級のイベント「Mobile World Congress(MWC)2017」が、2月末から3月初めにかけてスペイン・バルセロナで開催されました。MWCというと、スマートフォンなどの新端末が発表されるイベントという印象が強いかもしれませんが、今では通信で “つながる”新しい世界のショーケースといった意味合いが強くなっています。もちろん、IoTもその大きなソリューションの1つ です。今回のレポートでは、MWCで見られたIoT関連の展示からトレンドを見ていきたいと思います。

テレビやインターネットのニュースでも話題になることが多いMWCは、GSMAという携帯通信事業者の業界団体が主催するイベントで、毎年2月から3月ころに開催されています。昨年のMWC 2016でもIoT関連の技術やソリューションの展示は数多くありましたが、今年のMWC 2017では一段と増えてきました。その理由の1つは、後で説明することにして、展示の様子からご紹介していきましょう。

家庭内から人やモノの見守りまで、生活を支えるIoT

まずは、パーソナルな生活に関わるIoTソリューションの展示からチェックします。韓国の通信事業者であるSKテレコムのブースでは、パーソナル向けのIoTソリューションを複数展示していました。1つは家の見守りソリューションで、温度センサーなどの情報を外部から確認できるほか、近接センサーによって家に一定距離よりも接近する人物などがあった場合に自動的に写真を撮って メールで利用者やセキュリティ会社に通知するとの説明がありました。

低消費電力で広いエリアをカバーするLPWA (Low Power Wide Area)通信方式の1つ、LoRaWANを利用したサービスの展示も ありました。小型のGPS内蔵のタグ型端末を使って位置情報を確認できるサービスです。デモでは、幼稚園の送迎バスに端末を付けるだけで送迎バスの位置がスマートフォンなどから確認できるサービスへの応用や、持ち物にタグ型端末を付けることで紛失時の位置確認ができるサービスへの応用ができることを示しました。LoRaの利用により、LTEなどのモバイル通信方式よりも低コストでサービス提供が可能で、韓国では月額100円程度の低コストで利用できるサービスとして提供するという説明がありました。

JBPRESS

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