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石川県の北國フィナンシャルホールディングスは2019年に東京を本社とするIT企業、デジタルバリューを設立。IT人材の獲得とシステム開発の内製化を推進するため、従来の銀行とは異なる給与体系や勤務環境を備えた、新たな組織を立ち上げた。
さらに2021年には全国で初めて、銀行業務の中核を担うフルバンキングシステムをクラウドへ全面移行するという、金融業界における先進的な取り組みを実現した。
厳格なセキュリティが求められる中で、なぜそのような決断に至り、どのように進められたのか。地方銀行としての生存戦略を見据えた、その背景と狙いについて、同社 常務執行役員 システム統括部長の新谷敦志氏に話を聞いた。
<動画インタビュー内容>
- いち早く2000年代からDXを進めてきた理由
- AI時代において銀行・金融機関が直面している課題
- DXの推進力となったものとは?
- “クラウド移行”という決断ができた理由
- DXを進める中で起きた社内での「ある変化」
- システム開発にあたり“内製化”にこだわる理由
- 「フラットな組織」づくりで絶対に外せないポイント
- システム会社「デジタルバリュー」を設立した背景
- 目標とするのは「次世代版 地域デジタル会社」
- これからの未来、地銀として目指す姿
(撮影:榊水麗)








