* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第2回 DX人材フォーラム
基調講演「DXのためのMust Win Battle」
開催日:2023年6月27日(火)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
日本でDXの重要性が叫ばれ始めて5年以上がたつ今、残念ながら日本のDXは世界に遅れているという現状があります。一橋大学名誉教授であり、IMD(スイス、ローザンヌ) のフルタイム教授である一條和生氏は、「今こそ、DXを日本企業の変革のために活用する好機である」と力強く語ります。
経営者教育で世界トップと評価されるビジネススクールIMD。“経営者に正解を教えない”ことを方針とする同校で教壇に立つ一條氏は、日本企業経営者の問題は“自ら考えない”点にあると指摘します。一方で、課題先進国である日本だからこそ、サステナビリティの実現にDXを活用し、それによって企業自身を変革する「トリプルトランスフォーメーション」が実現できるのだと説きます。
日本企業は、いかにしてトリプルトランスフォーメーションを実現すべきか。「Must Win Battle」をキーワードに、一條氏がその要諦を伝授します。
【TOPICS】
- 経営者教育で世界トップと評価されるビジネススクールIMD
- IMDの「デジタル競争力ランキング」で、日本は63カ国中29位
- “どうでもいい存在”に終わるか、変革するか。今こそ、日本のDX活用の好機である理由
- 日本の競争力の深刻な低落の背後にある「経営者の経営力」の問題
- IMDの看板プログラム「OWP」と、IMDにおけるDXの最前線
- サステナビリティをはじめとする課題解決で、日本がリーダーシップを発揮せよ
- 日本におけるDXの先進事例――世界的な課題解決に挑戦するSOMPOホールディングス
- “自ら考えない”日本企業経営者の問題を解決するための「2つの薬」とは
- (まとめ)「Must Win Battle」に勝ち、「トリプルトランスフォーメーション」を実現しよう