※本動画コンテンツは、2022年4月22日に開催されたJBpress /JDIR主催「第1回 建設DXフォーラム~デジタル化の推進で実現する建設業の⽣産性向上とサステナビリティ経営~」の特別講演Ⅱ「建設ロボットの開発と運用について」のアーカイブ配信です。
長く生産性向上が望まれていた建設業界に大きな変化が起ころうとしています。それは、建設業界のロボット革命とも言える動きです。
それを可能にしているのは、進化の目覚ましいロボット技術やICT技術、ハードウエアの進化です。現在、建設ロボットを活用する事例が急増、その先頭を走っているのが、清水建設です。
同社では、2016年ごろから資材搬送ロボット「Robo-Carrier」、全自動溶接ロボット「Robo-Welder」、仕上げロボット「Robo-Buddy」という3種類のロボットを開発しました。いずれも自身の位置や荷物の場所を認識し、まるで意思を持っているかのように自律的に動いて作業する機能を持っています。
同社ではこれらの導入によって、従来は人が長時間にわたる重労働を強いられていた現場作業の一部、あるいは大半をロボットに代替することに成功しました。中には、5~6人で行っていた作業をロボット1台と操作者1人で対応可能にするなど、劇的な省人化や効率化が実現しており、生産性向上の割合は70~80%にも上ります。
本動画では、同社建築総本部生産技術本部ロボット・ICT開発センター長を務める印藤正裕氏が、3種類の建設ロボット開発の経緯や具体的な機能、導入により得られる効果を詳細に語っています。「過酷な労働状況を改善したい」「人手不足を解決したい」と考える建設業の経営者必見の内容です。