香港の調査会社カウンターポイント・リサーチによると、第2世代SEは20年4月の発売以降、21年末までにiPhone全体の12%を売り上げた。販売台数は米国が最も多く、日本が次いだ。

 米CNBCによると、カウンターポイントは今回の5G対応第3世代モデルについて、米国、日本以外にも、欧州や東南アジア、韓国などで需要が増大するとみている。これらの地域ではSEが5G未対応だったため、多くの消費者が購入を控えていたという。

 「米グーグルの基本ソフト(OS)『アンドロイド』を採用する低価格スマホからの乗り換えを検討しているユーザーや、iPhone 8以前のモデルからの買い替えを考えているユーザーのいずれにも訴求できるモデルだ」とカウンターポイントのアナリスト、ジェフ・フィールドハック氏は述べている。

 また、コーエンのアナリストは新モデルが22年に2800万台売れるとみている。中国の小米(シャオミ)やOPPO(オッポ)、vivoなどが台頭し、競争が激しい中国やインド市場で好調に売れると予測する。一方、米ウェドブッシュ証券のダニエル・アイブス氏は販売台数が3000万台になると予想している。

iPhone、中国市場で6年ぶり首位

 カウンターポイントによると、iPhoneは昨年、世界最大のスマホ市場である中国で6年ぶりに首位に浮上した。21年10~12月期におけるiPhoneの販売台数シェアは23%で過去最高。販売台数は前年同期比32%増の約5000万台。

 2位以降はいずれも中国ブランドで、vivo、OPPO、HONOR(オナー)、小米、華為技術(ファーウェイ)、realme(リアルミー)の順だった。

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