
夏のライフスタイルに寄り添う
ラドーから、海の深く美しい色彩を表現した新作が『キャプテンクック』から2モデル登場した。今回のモデルは、ビーチサイドでの穏やかなひとときや、都会での華やかなプールパーティー、さらにはヨットでのサンセットカクテルといった、夏のさまざまなスタイルに寄り添うようデザインされている。
まず紹介したいのが、ライトブルーからホワイトへと変化するグラデーションダイヤルに、ライトブルーのセラミック製ベゼルインサートを組み合わせたモデル。色彩の柔らかさと先進のマテリアルの融合が、洗練したリゾートスタイル感を演出している。
このカラーは、ラドー初のカラーコンビネーション。旅心を誘うビジュアルで、たとえば、カリブ海の楽園サン・バルテルミー島、オーストラリアのグレートバリアリーフでのセーリング、あるいはセイシェル諸島のヴィラなど、高級リゾートでのシーンを想起する。身につけることで心までも軽やかになるような1本だ。
もうひとつのモデルは、ブラックからターコイズブルーへ変化するグラデーションダイヤルに、ブラックのハイテクセラミック製ベゼルが組み合わされたモデルと、先のモデルと雰囲気が大きく異なる。こちらはコスタリカでのセーリング、エジプト、紅海での深海フィッシング、ノルウェーのフィヨルドでの冷水浴といったアドベンチャー体験を想起させる。より冒険的な海の旅へと誘ってくれるアクティブなスタイルが魅力である。
また、これらの新作にはキャプテンクックシリーズならではの堅牢性が受け継がれている。ケースとブレスレットには耐久性の高いステンレススティールを使用し、スポーティな印象をも与え、オンオフ問わず日常使いができる。
ラドー『キャプテンクック』 左)ブラック×ターコイズモデル、右)ライトブルーモデル、 自動巻き(Cal.R763)、ステンレススティールケース、39mm径 36万1900円
高い防水性能がも大きな魅力
機能面も300メートル/1000フィートという高い防水性能がこのモデルの大きな魅力。のひとつ。ランチの後にそのままプールへ飛び込んだり、ジェットスキーやサップなどのウォーターアクティビティを楽しんだりと、アクティブなライフスタイルに対応するパートナーとなるだろう。
搭載の自動巻きムーブメント「Cal.R763」は最大80時間のパワーリザーブを実現。Nivachron™製のひげぜんまいが使用されており、優れた耐磁性をも備えている。これによって、ウォーターアクティビティなどを存分に楽しみながらも、安心して時を預けられる。
そしてこの新作で注目したいのが、ラドー初となる39mm径のケースサイズを採用したことだ。これによって、既存の37mmと42mmのステンレススティールケースに続き、キャプテンクックコレクションのラインナップがさらに多様化した。また、厚さわずか12mmというスリムさは、ストレスを感じさせない快適な装着感を実現している。
高い防水性能を誇りながらケース厚12mmという薄さを実現
デザインについては、1962年に誕生したファーストモデル、ヴィンテージのキャプテンクックモデルにインスパイアされているということだ。ダイヤルは必要な機能だけに絞り込んだミニマルな設計で、3本の太い針と力強い印象のインデックス。そこにはスーパールミノバ®が施されている。機能も時刻と日付の表示に特化したシンプルなものだ。
ディテールに目を向けると、ブラック×ターコイズモデルには、ホワイトとブルーのスーパールミノバ®で彩られたベゼルマーキングが、ライトブルーモデルにはメタリックシルバーがそれぞれ採用され、どちらも高い視認性を確保している。また、ベゼルインサートに用いられているのは、ラドーが得意とするハイテクセラミックで、「マスター・オブ・マテリアル」と称されるラドーの技術力を象徴するものである。
