4. BIRKENSTOCK
元祖ヒッピーサンダルが色っぽくアップデート
今や足裏に合わせた立体的フットベッドを持つサンダルのオリジンと言われるビルケンシュトック。なんとその原点は、1774年に靴匠として公文書にも名を残したヨハン・A・ビルケンシュトックにさかのぼるという。当初は整形外科の観点からデザインされた同ブランドのフットベッド式サンダルだが、その機能性や快適な履き心地から、1960年代に端を発するヒッピーやバックパッカーに好まれ一躍世界に広まった。
なかでも「チューリッヒ」は、幅広いストラップが安定感ある履き心地をもたらしつつも、容易に脱ぎ履きできる一足として老若男女から支持されるアイコンモデル。そして昨今はよりファッショナブルな進化を遂げ、写真のようなパステルカラータイプも登場した。アーシーな色使いの定番に比べ、繊細で軽妙な印象が大きな魅力。淡いカラーの服装に合わせてトーナルなコーディネイトを構築すれば、さらに洒脱なルックスとなる。