【源明子ゆかりの地】

●高松神明神社

 京都市中京区にある神社。

 明子の父・源高明が7歳の時に、邸宅として「高松殿」を造営したさいに、伊勢から天照大神を勧請して祀った「鎮守の社」が始まりと伝わる。

 境内には、寛政6年(1794)に、紀州九度山の真田庵に安置されていた真田信繁(幸村)の念持仏を拝領したという「幸村の知恵の地蔵尊」がある。

 地蔵堂の台石をさすり、その手で子どもの頭をなでると、知恵を授かるという。