※本動画コンテンツは、2022年11月21日に開催されたJBpress/JDIR主催「第2回 人・組織・働き方イノベーションフォーラム」の特別講演3「これから求められるニュータイプの人材像」のアーカイブ配信です。

 かつての日本では、「正解を出す」「論理的に考える」「綿密に計画する」「専門家に頼る」といった「昭和型の優秀人材」が、大きな成果を生み出していました。しかし、社会の環境が大きく変わりつつある中、世界ではこれまで敬遠されていた「問題を提案する」「直感で動く」「行き当たりばったり」「シロウトを生かす」といった思考・行動様式が大きな成果を出しています。前者での問題解決を非常に得意としていた日本企業ですが、後者については後れをとっているといえます。

 ライプニッツ代表取締役の山口周氏は、「『家の外に洗濯しに行くのはつらい』『食べ物が保存できないのが困る』などの分かりやすい(明確な)問題がことごとく解決されてしまった今、新たな問題を提起し、新しいマーケットを開拓しなくてはなりません。日本の企業は、この新しい問題を見つけるという非常に重要な課題が苦手です」と指摘します。

 では、新しい問題を見つけられるようになるには、何が必要なのでしょうか。本動画では、山口氏がそのために欠かせない「ニュータイプ人材のあるべき姿」を提示しています。さらに流動性知能に優れた人材を、組織が活用するための有効な手段となる「リバースメンタリング」についても事例を交えて解説しています。