【7】葉巻とシガレットケース

「33歳くらいの時、咥えタバコしながらタイプライターを打つ自分の姿が嫌になり、落ち着いて吸う葉巻に転向。タバコ吸って良い? をアイロニーたっぷりに食事して良い? というスウェーデン人にも影響されました。タバコは常に吸ってしまいますが、葉巻だと本当に時間があるタイミングだけ。週に数回で大きな満足感が得られます。お気に入りはキューバ産のパルタガス。40年近く使っているレザーケースに収めて持ち歩いています」

 

【8】ジュ フェ トゥ コスメティックス パリのスキンケアアイテム「マカセーヌ」

「本国フランスではジュ フェ トゥ、英語だとI DO IT ALL=“私はすべてできる”を意味するコスメ。ベルギー大使館からのオーダーにより総輸入販売元となりました。日本版はすべてお任せとパリの象徴、セーヌ川を合わせ「マカセーヌ」と命名。これ1つでクレンジング、洗顔、保湿がこなせ、手間とコストを削減できます。しかも、99.5%が自然由来の成分。どんな肌質の方でも安心して使えます。オンラインストア(https://u1randc.jp/products/jft)や、清澄白河ロースターで週末に行っているポップアップで購入可能でお求めいただけます。男性ならキャンプに持って行くのがオススメです」

 

【9】ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー清澄白河ロースターのコーヒー

「美味しいコーヒーを探し、辿り着いたのが自分たちで焙煎し、淹れること。先んじて購入してしまった巨大な焙煎機が入る天井の高い物件を清澄白河で発見し、このエリアのスペシャルティコーヒーのパイオニアとなりました。アイコンのワンちゃんは友人の愛犬がモチーフ。毎朝コーヒーを淹れる彼の家はコーヒーの香りに満ちていて、犬まで心地良い匂いでした」

 

【10】オリジナルの石鹸「U1R」

「コーヒーの香りを石鹸にできたらと思っていましたが、一般的な石鹸はパーム油を使っていて、原料であるアブラヤシの過剰伐採が問題に。オランウータンの住処を奪っているのです。そこで考えたのがパーム油を使わない、ココナッツオイルベースのソープ「U1R」。肌と自然に優しい成分のみですから、赤ちゃん含め家族全員が安心です。ラインナップにはザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒーで焙煎した豆を配合したタイプも。坂本龍一さんが代表をつとめておられる森林保全団体のmore treesに法人サポーターとして参加しております」

 こちらも、オンラインストア(https://u1randc.jp/products/u1rや清澄白河ロースターで週末に行っているポップアップで購入可能


「目利きや手法より、幸運を掴めるかどうかが大事」と田島氏は自らのキャリアを振り返る。しかし、運だけの成功ではないのは質実剛健なセレクト眼から見てとれる。アイテムに秘められた本質を見抜くセンスがあるからこそ、ホンモノとの繋がりができたに違いない。「売る努力より好きになってもらう努力」という氏の姿勢含め見習いたい。

 

ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー清澄白河ロースター内にある、パリの老舗紅茶ブランド「ベッジュマン&バートン」のコーナーにて

田島雄志(たじまゆうし)
1951年生まれ。株式会社 THE CREAM OF THE CROP AND COMPANY代表取締役。イギリスの大学を卒業し、会社勤めののち29歳で起業。セルジオ・ロッシやジョン・ロブ、エドワード・グリーンといった名門を日本に紹介、成長させた。ピエール・マルコリーニの仕掛け人としても知られる。2012年には清澄白河でTHE CREAM OF THE CROP COFFEEをスタート。インポートビジネスとスペシャリティコーヒーのパイオニアに。カドーをはじめオリジナルブランドのプロデュースも行う。