骨格タイプ別に「似合う」マストアイテム

 一通り、自身の骨格タイプについて理解深まったので、ファッションアイテムを挙げて似合うものをうかがった。

【ストレート】

◉ジャケット…ラペル幅は8〜9cmの標準的な広さで、ボタンの位置は低め、絞りの位置も低めがいい。着丈はジャストからおしりが隠れるくらいの長さのもの。ポイントは胸板が深く厚いため、深いボタンの位置で重心を下げて厚みを生かす。スーツのサイズ感は、スタンダードなジャストサイズが適する。

◉ニット…薄手の上質なクルーネックニット

◉ネクタイ…無地、ストライプ柄。クラシカルな織り柄のもの。

体にフィットしたウールのジャケット、ややテーパードのきいたコットンパンツの装い。足元はコインローファーがおすすめ。ここからカジュアルダウンさせるならモックネックニットが◎

 

【ウェーブ】

◉ジャケット…ラペル幅は5〜8cmの狭め、広さがあると着られているような印象になる。ボタンの位置は高め、ウエストの絞りの位置も高め、着丈が標準よりも短めのもの。ポイントは下半身にボリュームがあるため、細身のシルエットを選ぶとバランスが良い。スーツのサイズ感は、やや細身のサイズ(パンツがタイトすぎるものはNG)。

◉ニット…首もとが少し高く詰まったもの、襟のついたニットポロなど。

◉ネクタイ…小紋柄、小さめのドッド柄。プリント柄などの華やかなもの。

ハゥンドトゥースなど細かい柄のジャケット、細身パンツ、スエードスリッポンの組み合わせ。カジュアルダウンするなら、ニットポロシャツをジャケットの下に入れるとよい

 

【ナチュラル】

◉ジャケット…ラペル幅は9〜10cmのやや広め、ボタンの位置は低めで、ウエストの絞りはほとんどないシルエットのものがベスト。着丈はおしりが隠れる長さのもの。ポイントは箱型シルエットを生かすため、細身のシルエットよりもやや大きめのものを選ぶ。ダブルのジャケットも適任。スーツのサイズ感は、ややゆったりめのサイズ(大きすぎるものはNG)。

◉ニット…凹凸感のあるローゲージのニット、存在感のある編み地のもの。

◉ネクタイ…大柄(ペイズリー柄など)、厚手で凹凸感のある素材もの(ウールなど)。

着丈が長めのダブルジャケット、ゆったりめのスラックス、タッセルローファーでコーディネート。カジュアルダウンさせるなら、タートルネックのカットソーやニットがおすすめ