絶品まぐろ丼&懐かしのお土産屋さん

 城ヶ島では、「磯料理 魚のかねあ」というお店で「厳選!! まぐろ丼 湘南しらす添え」を味わいました。これも「まぐろまんぷく券」を使って食べられるのですが、赤身・中とろ・ネギトロといった三崎まぐろが満載のまぐろ丼に、釜揚げしらす、小鉢、味噌汁、お新香までつくのです。まぐろ丼は新鮮でボリュームたっぷり。すごくおいしかったです。私は朝採れ生シラスも追加。娘には子ども用に釜揚げしらす丼をプラス500円ほどで注文して、もりもり食べていました。

 また、「磯料理 魚のかねあ」には猫ちゃんがいっぱいいて、猫好きには最高のスポットでもあります。我が家は猫を飼っていて、娘も私も猫が大好き。看板猫のみーこちゃんはとても賢くて、お店が忙しそうな時間帯には来ないのですが、お客さんが食事を終えてまったりし始めるとトコトコとやってきます。

 その姿は、まるで営業部長。「撫でてもいいわよ」という感じで席をまわってくれるんです。娘が喜んでたくさん触ったのですが、頑張って耐えてくれていたみたいです(笑)。みーこちゃんのほかにも看板猫ちゃんがいたり、お店の周りに昼寝している猫ちゃんがいたりして、猫好きの方には本当におすすめですよ。

 食事のあとは、城ヶ島の散策へ。「磯料理 魚のかねあ」の周囲には、子ども心をキュンとくすぐるような昭和を感じるお土産屋さんが並んでいます。お店の上のほうには貝殻のモビールが吊ってあって、カラカラと涼やかな音が鳴ったりして可愛いんですよね。縁日のような雰囲気で、娘とお土産を見るのがとても楽しかったです。

 昔ながらの星の砂、ビンに入った桜貝、きらきら光る貝など、子どもの頃に私もこういうのが大好きだったなと懐かしい気持ちになりました。

 お土産屋さん巡りのあとは、城ヶ島灯台の周辺や海沿いの遊歩道をゆっくりとお散歩。城ヶ島には長年の侵食による独特な形をした岩礁地帯が広がっていて、迫力がありました。最後には城ヶ島から船にも乗って、海の風景を船から満喫しました。

 私たちは「KEIKYU OPEN TOP BUS 三浦」で「三浦・三崎おもひで券」をすでに利用していたので別料金になりましたが、この「三崎・城ヶ島渡船」にも「三浦・三崎おもひで券」を利用できるようです。娘は城ヶ島で元気に走り回って、いろいろな乗り物にも乗れて、大満足していました。

 東京から気軽に行けて、何よりお得な「みさきまぐろきっぷ」。次は今回とは異なるアクティビティや施設を選んでも楽しそうなので、また利用したいなと思っています。1日では物足りないという人のためには、「電車&バス乗車券」が2日間有効という「三浦半島まるごときっぷ」もあります。「みさきまぐろきっぷ」の料金にプラス1000円で楽しめるので、こちらもかなりお得です。思い立った時に気軽に行けるのも便利なので、ぜひ利用してみてくださいね。