文=のかたあきこ 写真=木下清隆、ホテル清風館

ラグジュアリーな一室、デラックスツイン「陽光」

船で旅する瀬戸内海の隠れ宿

 瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎上島(おおさきかみじま)に「ホテル清風館」はある。大崎上島へは、「安芸の小京都」と言われる竹原の港から船で渡る。島の南にある明治27年建立の中ノ鼻灯台すぐに宿は立つ。

海を見下ろす全55室のホテル

 全55室がオーシャンビューである。ロビー、ラウンジ、バルコニー、レストラン、露天風呂からも、海と島々の眺望が満喫できる。客室は洋室・和室タイプがあり、トップの写真はデラックスツインの「陽光」。ラグジュアリーモダンの空間でゆっくり寛げる。

和風ツインルームは落ち着いた雰囲気
新装の露天風呂は海とつながる特等席

 2023年に露天風呂がリニューアルし、海との一体感が増した。泉質は塩化物泉。体がよく温まり、肌がすべすべになると好評だ。

貸切風呂(有料)もリニューアル