西友の大久保社長が意気込む、デジタルマーケティング業化による価値の創造

　全国で食品スーパー322店舗を展開する西友は、厳しい消費者テストをクリアしたプライベートブランド（PB）「みなさまのお墨付き」をはじめ、豊富な市場データを活用した商品開発・売り場づくりに取り組んでいます。同社社長の大久保恒夫氏は「小売業のビジネスモデルは、販売業からデジタルマーケティング業へと変革する必要がある」と語ります。

　大久保氏は事業運営の2本柱に掲げた「商品力」「販売力」の強化事例を紹介し、利益創出と前向きな投資のサイクルによって新たな価値が生まれるメカニズムを解説。おいしさ・鮮度・簡便性へのニーズに対応しつつ、安い価格で提供することが重要だと説きます。

　本講演ではディスカウント合戦から脱却し、独自性を打ち出す取り組みや、事業を支える人財・IT・店舗の磨き上げについて、大久保氏が詳しく紹介します。